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クルマ、たび、酒、日々思うコトを、体温高めにつづります
by Taragona
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エンジン・ドライビングレッスン【後編】


ウデには覚えがある。

お~!! 言ってしまいましたね。(笑) というカンジだが、
それはワタクシお得意の”根拠のない自信”で、
まあ言ってみれば、カンチガイである。

『公道でスムーズに走れるし、(いざとなったら)フルブレーキングも踏めます、アクセルも躊躇なく踏めるし、多少の横滑りは許容できます』という、主観的な(=思い込み)レベルの話。

エンジン・ドライビングレッスン【後編】_f0026094_2138179.jpgしかし、この講座。
しっかりタイム計測がある。
客観的なデータが出てきてしまうわけだ(笑)

午前中のジムカーナレッスンでもまずまず走れたので、結構侮っていた。

「結構、イイタイム出ちゃうんじゃないの~~」 

…ワタシは自分に甘い男で ある(笑)

しかし、そのカンチガイはあっさり打ち砕かれる。

速い人は速いし、ワタシはさっぱりライン取りがわからない。
高速コーナーで、2速に入らないんですけど…、と講師に泣きつく始末(笑)
 …そりゃ、入らんよ。100キロをだいぶ超えているんだから! 
 3速で抜けていくんですね… 

エンジン・ドライビングレッスン【後編】_f0026094_2205961.jpgサーキットは3回目。
前回は3年前に菅生を走っている
   ▼その時の愛車BMクン →

前回の記事のとおり、
ブレーキが良く効いて、
ハンドリングも安定していて、
パワーがない分、破綻もない。
思いっきり踏めるイイ車だった。

今回は相棒が替わり、
しかもパワーが増えた。
そして、より実践的な
サーキットトライである。

さて、舞台は3年後の筑波、である。
練習走行を行い、速さによって3グループを”再編”されることになった。
ゲゲーッ!! 最速グループから降格か… なんだかイヤだなあ。。

と思われたが、期せずして、最速グループ10台に残留した。
どう考えてもGT-Rやロータスの上のグループとは思えないが、
『最速にて走れ!』と命じられれば、走るのである。(笑)

エンジン・ドライビングレッスン【後編】_f0026094_22173165.jpgこのグループは、
911GT3(だよな?)、カレラS、993RS、ロータス、改造シビックと86(スゴイ!ウデがイイ!!)、編集部のロードスター、フォーカス、インプレッサS204という布陣。

みんなエアチェックしているし、レーシングスーツを着ている人もいる。

おもわず
聞いてしまったぜ… 

「ちょくちょく空気圧を測っているのはなぜなんですか?」、って。(爆)
やる人はやるんだなー ダイジョウブだろか。



勢い勇んで、コースに出てみると、やはり皆、速い!
911カレラS、シビックと86が速い。全40周(4回に分けて)で抜かれる回数が多かったのはこの3台。

次いで、ロードスター、GT3、インプレッサ、ロータスというカンジ。
抜かれはするものの、993、フォーカスはコースを塞げば抜かれなさそう。

な~んて言っているが、ズバリ、ワタシはドンベ。(ビリってことだよ!!)
まるで、コース上の障害物、オフィシャルカー、招かざる客…(泣)
10周して、抜かれない車も何台かあるが、抜くことはなかったので、遅いということだ。う~む。。ボクスター君、不甲斐ないワタシを許してほしい。。(笑)

次回への課題。
・コース幅をしっかり使う(=ライン取り、速度)。
・PASMをオンにしてみる。(使いませんでした)

コース幅を使うというのは重要で、今回はまったく把握しきれず、
コース幅の半分から3分の2くらいしか使えなかった。
幅を把握できてないから、高速コーナーでコースアウトしかけた。

PASM、これは電子制御のサスペンションのことである。
これをオンにすると、サスペンションが固くなりスポーツモードになるのだが、
今回はひさびさのサーキット。使いこなせる自信がないし、挙動がわかりやすいほうが良かったので、柔らかいままで走った。

エンジン・ドライビングレッスン【後編】_f0026094_22422941.jpg踏ん張らないなー
ズルズルするなー
と思ったが、
タイヤもテロテロに
なってきた。

巧い人のタイヤってどうなっているのか見当もつかないが、ワタシのタイヤはだいぶ削れてしまったようだ。右廻りのコースなので、ミミズ腫れも偏っている。

ウデのあるなしは差し置いて、18インチにしてもいいのかもな、と感じた。


そんなこんなでサーキット。たっぷり走った40周超。

最後に、トム吉田氏が言っていた。
『市販されている車の限界性能を、公道で試すのは合法的にはムリ』(笑)
 たしかに! 絶対ムリである。ワタシのボクスター君でも、2速で引っ張れば100キロを余裕で超える。
…もちろん、公道で101キロ以上で走ったことはないわけであるが。。(爆)
このツマラナイ、暗黙の了解… なんとかならないものか。。

規制速度を上げる世論はある。
実際に、宇都宮の環状線で、一般道80km/hに引き上げられた経緯もある。
反面で、高齢ドライバーの増加、一般的なドライバーの使用環境を考えると、死亡事故を増やさないためには、現状のままが現実的だ。

しかし、国産車の性能を考えると大きなジレンマがある。
…メーターの限界以上の性能を備えているのである…
軽自動車の140キロ目盛り、普通乗用車の180キロ(190キロ)目盛り。
コンパクトクラスの標準仕様車で走っても、下りの”サーキット”などでは
ほぼリミッターに達するのである。

う~む。。
前述の記事に書いたとおり、
『国産車そしてユーザーはハード偏重』、なのだ。
たしかに、この意味合いは、運動性能・運転技術が伴っていない、という意味合いで使われているのではあるが、他方では、それを生かす道路環境にない(法整備)という問題もあるようにおもう。

なんだか、カタイ話になったが、
ズバリ、サーキットはおもしろい!
これを機に、半年に1回はサーキットを走ろう、と思ったレッスンである。

エンジン・ドライビングレッスン【後編】_f0026094_2345968.jpg
サーキット燃費は3.9km/L、油温計はピクリともせず。



だからっ!!!
そこまで、
性能を活かしきれてないんだってば!!(笑)


       【おしまい】


追記;
みんなクルマが大好きである↓
編集長、オシャレなオヤジです(笑)
エンジン・ドライビングレッスン【後編】_f0026094_192931.jpg

by Taragona | 2006-11-23 23:07 |  ⇒愛車①ポルシェボクスター
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