鈍行列車をめぐる、あれやこれや。 |
前記事を書きながら、しばらく思い出してみる。 最近電車に乗るといっても、新幹線が圧倒的に多い。 仕事であれば、(新幹線での)1駅だって新幹線を 使う。 プライベートであれば車。 各駅停車の列車に乗ることがあるとすれば、 都心に出たときくらいだろう。 6時前の始発、山手線・新宿駅。 土曜の朝(金曜夜の翌朝)だけあって、 人が多い。 → この時は、金曜の18時から痛飲していたっけ。 ******* ちょうど子供たちは夏休みの時期。 その昔、私が子供の頃は、前記事の祖母の家にひとりで遊びに行ったものだ。あれも、えらく遅い鈍足の深夜急行列車だった。 私が子供の頃住んでいた町を、午後9時過ぎに出る列車。 その列車、…今はないが『急行八甲田』と言った… は、見知らぬ町をいくつもいくつも抜け、途中貨物や特急列車に先を行かせるために数十分停車を余儀なくされながら、明け方の4時半に祖母の住む町に着いた。 先ほど乗ってきた鈍行列車の座席。 座席も固く、背もたれもほぼ直角。 『急行八甲田』もこんな感じだった。 たしか寝台列車は基本的に接続されておらず、こんなボックス席でよく眠れずに朝を迎えたっけ。 不幸中の幸いは、乗客がほとんどおらずボックス席を独占して、Lの字で眠れたことだろうか。 ******************* 眠れない急行列車といって思い出すのが、 台湾の特急『自強号』。 その『自強号』車内⇒ シートはかなりリクライニングするし、 フットレストもあって乗り心地は悪くないが、 深夜の便にもかかわらず 人が結構乗ってきて眠れない。 台北の北、松山駅を0時過ぎに出た列車は、 首都・台北から台中を抜け、 阿里山の西側を走り、 台南、そして終点の高雄に到着。 5時間弱の道のり。 明け方近くになって、 沢山の人が乗り込んできて、 まったく眠れなかった記憶がある。 *********** しばし、鈍行列車に揺られた週末。 青春18きっぷで、のんびり周遊もいいかもしれない。 |
by Taragona
| 2006-07-24 01:49
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