ブラジルにいく【3】滝とサン・パウロ |
ブラジルといえば先日のW杯。う~ん、王者強し、であった。 玉田の先制弾に感動したけど、ブラジルの果敢な攻撃はスゴかったなあ。川口のスーパセーブも光ったが、思いのほかの大敗を喫した。。う~ん、また次回だ、がんばれ日本!… …そうそう、旅行のハナシであった。 イグアスの滝はデカイ。 幅が4キロもあるのだから、場所によってだいぶ景観が異なる。 そして、そのクライマックスがその最遠部『悪魔ののどぶえ』だ。 アルゼンチン側から眺望できる『悪魔ののどぶえ』へゆくには、国立公園内を走る鉄道に揺られねばならない。 ちょうど、黒部のトロッコ列車のような鉄道だ。 南米、しかも緯度もだいぶ南(日本でいう『北』)だ。 早春9月で気温も上がらないので、少々肌寒い。 河に架かる遊歩道を数百mほど歩くと、遠くで轟音が響き、水しぶきが上空まで舞い上がっているのが見える。 そして、いよいよ『悪魔ののどぶえ』。 落差80m、怒涛の水量!! しかも、このへんは海外に行くといつも感じるのですが、日本と違って『危険地帯』ぎりぎりまで足を踏み込めるのですね。 滝のすぐ真上まで遊歩道が架かっていて、手すりもきわめて低い。 こんなの気が違えたら飛び込んでしまうのではないか、というくらい(爆)。 写真上の女性もひとり寂しそうだったので声をかけようかと思ったくらいでした(それは違う意味だよね)。 ということで、あまりに近すぎて全体は写せないのでした。。 滝の横のスケールも大きすぎ、縦のスケール・滝つぼにいたっては強烈な水しぶきで目視で確認するのが精一杯。 滝という単語のイメージが覆されます。だって、視界に入りきらないんだもの。 水の質感も不思議です。水量が多いので攪拌され、とっても微細に見えます。 ちょうど、一寸法師になったキブン。まるで水の分子が見えるような。 *************** トランジットで立ち寄ったサン・パウロ市内。人口1500万、南米最大の都市。 大都市の景観はおおむねどこも変わらない。 大きなビルが建っていて、 人が沢山いて、 数多くの車が走っている。 しかし、この風景はそうそうはお目にかかれない。 ガウバオン・ブエノ通り。 東洋人街、だ。 その名も”大阪橋”から 写真を撮る。 約100年前。 日本からの移民が渡った国・ブラジル。その子孫たちは今や130万人にも及ぶ。 ここは下町か、駅前商店街か? という風景。 日本語表記も数多く、和菓子屋やラーメン屋も見かける。 なんだか懐かしい雰囲気。 再開発の進む日本に居た方が、むしろ見かけない景色だ。 【そしてまだまだ続く】 |
by Taragona
| 2006-06-25 02:11
| ⇒ ブラジル旅行
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