グアバベリーリキュール。~ラム酒とワインと酒飲みの話し~ |
魅力的な酒がある。 『グアバベリーリキュール』。 ラム酒とグアバベリーという果実を ミックスして作られたリキュールだ。 このお酒、3年ほど前から 日本に輸入され始めたようだが、 この原産元が「セント・マーチン」! ・・・そうです、ワタシのだらしなく終わりの見えない(笑)旅行記の場所なんですね。 行きつけのバーに行ったら、 「Taragonaさんに飲ませたいお酒がある」と出てきたのが、 このリキュールを、『ウィルキンソン』のジンジャエール(甘くなくて辛いジンジャーですね)で割ったカクテル。 サトウキビ原料の蒸留酒・ラムのイメージとは違って、 穏やかな甘さと品のあるテイスト。 ラム酒ってあんまり意識して飲んだことがなかったけど、 良いイメージを持つことができた。 なんでも、バーテンダーがカクテルコンペに出場した際に、 このお酒の輸入元の会社の社長から、是非使って欲しい、と ラブコールをもらって、少しだけ仕入れてみたのだとか。 彼女(バーテンダー)はちょうどワタシがセント・マーチンに行った話しを覚えていて、縁を感じたのだそう。 調べてみれば、 セント・マーチンという場所に惚れこんで、輸入を始めた会社のようだ。 う~~~ん、シブイ! そして、目の付け所と熱っぽさがステキです。 販路が拡がってメジャーなお酒になるといいな~。 美味しいし、社長さんも熱いヒト↓のようなので、先々楽しみです。 ◆『ウエストサバンナストリート』 ⇒ http://guavaberry.jp/company.html **************** 先日、ネットで目に留まって 赤ワインの詰め合わせを半ダース買った。 テーブルワインなので値段が安くて大満足。 味の違いを楽しみながら、 一晩でだいたいボトル半分ずつ飲んでいる。 昨晩飲んだボトルは なんと、キャップのワイン! ソムリエナイフでキリリと開けようとしたら固い・・・ おかしいなと思って、頑張って開けたら、「あらら~ コルクがないし、閉じる蓋がなくなってしまった!」という按配。(笑) 前の晩に飲んだボトルのコルクで 事なきを得たけど、 キャップのワインなんて、 コンビニとかで売っていて、よく学生のころに飲んだ『おいしいワイン』(by サントリー?メルシャン?)みたい。 サラサラで水みたいなワイン。 アルコールとぶどうジュースと”おいしい”水で割ったような無味乾燥とした酒だったっけ(>好きな方、ごめんなさい) ・・・ところが!! この赤ワインはというと、 かなり美味い。 飲んでみると、フルボディのしっかりとした赤ワインで、 華やかで意外と果実みもあって、ほのかに甘~い柔らかさ。 渋みもほどほどで飲みやすい。 調べてみると、南オーストラリアのワインなのね。 楽天なんかだとかなり安い。でも、美味い! 香りも力強い。(ちょっとわざとらしい香りなのがタマにキズ) ************ ワインって、好きだけどあんまり飲まなくて。 だって、値段もイロイロで、良いヤツはベラボーに高い割には、 2本や3本はすぐに空いちゃうという、酒が主食のワタシにとっては、 ”コストパフォーマンスの極めて悪いお酒”だからだ。 昨夜のワインもそうだけど、 南フランスでテキトーに買って飲んだヴァンドペイ(地ワイン)は 3ユーロで激安だったけど、フルーティだけど渋みも重くって、 しっかりした赤ワインだったもんなあ。値段じゃないよなとつくづく。 ・・・あと、今トイレに行きながら(笑)思ったのだけど。 ウィスキーはどんなに頑張っても、スモーキー過ぎて1本は空けられないし、 日本酒はかなりイイヤツを1升飲んだとしても、5万円も10万円もしない。 ビールだって炭酸だから半ダースも飲めば、いいかげん飽きてくる。 麦や米ってお腹いっぱいになるけど、ワインはブドウだからなあ。 フルーティでいくらでもいけちゃうというもあるのかも。 ご飯をたくさん食べた後でも、フルーツは食べれちゃいます、みたいな感じ?(違うか) そうそう、ウィスキー。 最近飲んだのが、 「スリーピート」という アイラモルト3種類をバッティングしたもの。 しかも、クセモノの 『アードベック』に『ボウモア』、そして『ラフロイグ』と、よくもまあ、気性の荒い取り合わせを考えたものだと言う感じ。 なんか、 市内のヤンキー中学から 悪い奴らが集まっちゃった高校みたいな。(笑) 味はやっぱり刺激的。 でも、複雑な味わいで美味。 このお酒、不思議なことに、水で割ったりロックにしたりすると 途端に平べったく無表情なテイストになる。 ヤンキー高校に、ピュアな新米美人教師現る、みたいな感じカナ?(意味不明) 【おしまい】 |
by Taragona
| 2010-07-13 00:25
| ★FAVORITE
|
<< Urban twilight,... | セント・マーチンに行く【7】 ... >> |