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クルマ、たび、酒、日々思うコトを、体温高めにつづります
by Taragona
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カテゴリ: ⇒ ロストジェネレーション( 11 )

『ロストジェネレーション』におもう【11】:総括③・完


長期連載をしてきた、~『ロストジェネレーション』 におもう~

朝日新聞の記事を拾い、所感も含めて、展開してきました。

**********

朝日新聞の同特集『ロストジェネレーション』は
1月半ばに連載を終えましたが、

自分自身の世代を、客観的に定義している言葉として
非常に興味を持ちましたし、もっともだという部分、
納得いかないという部分、そして、前述のとおり、
許されないとおもう部分、多々ありました。

同特集では、我々世代の仲間たちの横顔を紹介し、
アンケート調査を織り交ぜて、 その特徴をうまく分析していましたが、
「じゃあ、そこで掘り起こされた問題(と思われる点)を
 どう解決してゆくのか」というような、提言性はありませんでした。

とはいっても、
そもそも束ねるのが難しい『価値観多様世代』でもあるわけだし、
世代全体に対してこうあれ、と訴えることはやはり不可能なわけです。
提言などできるわけがありません。

ただ、最後にワタシが個人として指摘した、
「正規雇用を“望んでいる”人間に対し、
 チャンスが与えられないのはおかしい」という答えは
欲しかったなとおもいます。

**********

この特集に寄稿している学者の意見の中には
少しだけその答えがあったようにおもう。

東京学芸大教授の山田氏が
「公的機関が雇用を作り出すべき」、
東大助教授の佐藤氏も同様に、
「公務員への採用などの救済策が必要だ」と述べるような、
公的機関による雇用吸収という形、である。
 たしかに考えられる形態だ。

あとほかに、ワタシの低容量頭脳で考えられうるのは、
民間企業のワークシェアリングだろうか。
正社員化に伴う企業側の経費負担増があるが、
法人税等の優遇で相殺できるのではないか。
あるいは、非正規雇用者の正社員化を一定数義務付けする、とか。

また、官・民ときたら、
やはりNPO(特定非営利活動法人)という雇用セクターにも
着目しなくてはならないだろう。
公的機関、特に財政の厳しい地方自治体などでは、
アウトソーシングの一環として、NPOの活用も視野に入ってくるはずだ。
実際に、このNPO分野にロストジェネレーションが流入している現状もある。

今朝新聞を見ていたら、高齢化の進む農業支援として、
パートタイムでの農業従事を検討、という記事があった。
こういった高齢化の進む業態で、働き手を導入するというのも
ありではないか。

もちろん、第1次産業であり、しかも肉体労働を伴うので、
若い人が多く集まるとは思えないが、
雇用の創出(≒生活の安定)といった観点では興味深いとおもう。

地方公共団体あるいはNPOで、農業支援組織を作り、
そこの社員として働く、という形だ。
農業はたしかに極端な例かもしれないが、
同様の業態で展開可能ではないか…。
 いずれにしても国家的な施策が必要なのは間違いあるまい。

************

非常に長い記事、読んで頂けた方、誠にありがとうございました。
表現が稚拙な点、発想が偏向的な点、多々あると思いますが、
何卒ご了承ください。

ワタシも含めての、
『ロストジェネレーションの未来に幸あれ!』と
願いたい気持ちでいっぱいです。
           
                                   【おわり】
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by Taragona | 2007-02-01 00:09 |  ⇒ ロストジェネレーション

『ロストジェネレーション』におもう【10】:総括②


定職に就かない生き方は、たしかに一般化している。


しかし、語弊があると困るが、
だからといって、個人のライフスタイルだから社会や政府が
何もしなくていいのだ、ということを言っているのではない。

そして、
フリーターであれ、ニートであれ、正社員であれ、
そこに優劣をつけるつもりはない。

正社員であっても、
望んでいない雇用状況で苦労することもあるのは、
前述のとおりだ。それがために、死んでしまっては元も子もない。

ただ、この特集をとおしてワタシが強く思ったのは、
この世代においては、正規雇用(≒税金や年金を払い、国を支える)を求める人間に救済がなく、それに痛手を受けているという現状。そして、それを改善してゆかねばならないであろうということだ。

*************

10年後、20年後、この世代が子供を持ち、
社会的にも中心世代となった時に、
個人の生活が充足し(平等たれ、という意味ではない)、
必要最低限度の幸せが得られることが第1義。

そして、その個人の必要最低限の生活のうえに成り立つ、
国の財政や社会保障だって、非常に危くなる。

…子育てとか年金を含めた将来の社会保障のために、というのは、一応はカッコ付けて書いてみたが、個人レベルでそれを考えているロストジェネレーション世代の人物は希少だろう。(私も含めて)  そもそも、国全体や社会全体のために働こうなどという人間は、少ない。

****************

話を戻すと、
正規雇用を求める人間に救済がない、というのは
改善されるべきだと、痛切におもう。

景気が好転、求人倍率が回復し、
売り手市場になっているのは新卒採用だけである。
(ちょうど今夜のテレ朝系『報道ステーション』で、
 「今年の求人数がバブル時に迫る勢いだ」とやっていましたね)

就職氷河期、幸か不幸か、“正規雇用を望んでいた”にもかかわらず、
やむなく非正規雇用を“受け入れさせられた”人は、
ロストジェネレーション世代では格段に多い。
 朝日新聞・元日の見開き特集記事にもあるが、
90年に8割だった大卒者就職率は、00年では60%を切っている。

さらに、その後ステップアップして正規雇用を受けようにも、
企業側は、人件費の抑制を継続するために、
長期安定雇用に戻そうとは考えていない。
  同記事にもあるが、
「この世代の非正社員は、10年経っても非正社員のままだ」と
大手人材会社の幹部は断言している。


 望んで叶わないことはたくさんある。
 競争があれば、振るい落される人もいる。
 …しかし、この問題は、そういったレベルの話しではない。


生きていくうえでは金が必要なわけで、
それは労働(≒雇用)によって生み出される。

その必要不可欠な行為が、
生まれた世代~ロストジェネレーション~であることで、
将来に渡って窮地に追い込まれる続けるのは、
異常な格差以外のなにものでもない。

望む者にチャンスが与えられないというのはおかしい。
ましてや、生活をするうえで必要とされる、当然の営みなのだ。

それを結果的に生活保護という形で補うことになったとしたら、
国家として、極めて歪ではなかろうか?

                       【つづく・次回最終】
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by Taragona | 2007-01-29 23:55 |  ⇒ ロストジェネレーション

『ロストジェネレーション』におもう【9】:総括①


長らく書いてきたが、『ロストジェネレーション』を総括してみる。

“自分らしく”、“レールを外れて”
価値観も多様で、自由に生きていて、楽しそうではある。

反面で、非正規雇用、企業側の請負や派遣導入が進み、
望んでいても就けない仕事、そして30歳を超えるとさらに
仕事がなくなってゆく状況は、異常である。生活ができない。

連載の最初の頃に、
日雇い派遣の体験記が連載されたが、
実質時給は、7,800円である。

これでは、月16万ほどの収入にしかならない。
ここから税金や年金を払えるわけがないではないか。

*********

ただし、その生活・生き方に対して、
『安定収入がない。将来性がない。
 ゆえに税金等も払えないからダメである。
 もしくは、当人たちは辛い思いをしているし、不幸である』
と決めつけるのは、的を外れているだろう。

価値観多様世代だけあって、
朝日新聞の定期国民意識調査によるアンケートでは
興味深いデータがある。

1月5日の特集で扱われているが、
『自分の将来に不安があるか』との問いに、
期待と答えたのが、

同世代の平均で、33%。
同世代の非正規雇用に限ると26%。
逆に考えれば、非正規雇用者の方がたしかに不安感は強いと言えよう。

しかし、
実はこの問いに対して、調査者全体(全年齢層)の平均は、
さらに低い24%なのである。

この結果から、
『ロストジェネレーション』層では、非正規雇用者だからといって、
必ずしも期待感もなく、不安に苛まれているという結果は
導き出せないだろう。


ニートやフリーター、派遣社員であったとしても、
ライフスタイルの形として、受け容れている節もあるわけだ。


**********

さらに、この特集記事とは関係はないが、
最新号の『週刊ポスト』誌(1月22日発売号)でも、
面白い記事がある。
 社会学の研究者である三浦展氏が連載している、
『「下流社会」の楽しみ方』だ。

第49回となるこの1ページ連載では、
「政府の格差是正策はフリーターには迷惑な話?」と題して、
ロストジェネレーション世代のフリーターやニートの内実を
鋭く指摘している。

手元に記事がないので正確ではないが、
同記事では、フリーターやニートは、ストレスを抱え込む
正社員化を望んでいない場合が多い、
『仕事=嫌なこと』はしたくない、という発想が多いと言及。
(この場合、目標があって一時的にフリーターをしている人などは
 当然除かれる。)

格差があることも十分に自覚しており、
「格差を是正して欲しい(=正社員化)」というより、
「当面の生活資金が欲しい(=金が欲しい)」という意識が強い。

ゆえに、格差是正を政策で叫んでも、
フリーターたちの心には響かないのではないか…と述べている。


たしかに。
ワタシの周りにいるフリーターたちだって、
生活が豊かになることは望んでいるが、反面で、
定職への就業意識というのは低かったようにおもう。

要するに、ライフスタイル化している一面があって、
そこには独自の生き方があるわけだ。

                                  【つづく】
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by Taragona | 2007-01-28 23:53 |  ⇒ ロストジェネレーション

『ロストジェネレーション』におもう【8】


もっともだ、という論調で記事を展開してきたが、反論もある。

連載第8回で『愛国世代』として、
「信頼できぬ会社や政治、そこに日本という国(への愛着感)が残った」と
まとめているが、これはちょっと腑に落ちない。

愛国、国を愛する、という行為は、
極めて“行為性の強い行為”だと、ワタシはおもう。

いままで朝日の同特集でタイトルに用いられてきた、
『自分探し世代』『世直し世代』『まじめ世代』『消耗世代』などに比べて、
姿勢のはっきりとした行為を意味し、
タイトルで世代感覚として扱うのはムリがある。

**********

この記事では、有事の際に後方任務を担う予備自衛官に
なるための訓練を行う人物を取り上げている。

仕事としてではなく、志願による参加だ。
「日本が好き。日本で暮らす家族が好き、友人が好き。
 自衛隊の一員なら国民や国土を守れる。そう思って志願した」、という。

この行為自体、素晴らしいし、同世代として頼りになる。
この人物に対しては、全くもって違和感を感じることはないし、
否定的に思わない。

ただ、
「02年度から採用が始まった予備自衛官補の倍率は、平均約3倍に上る。06年度は1260人を採用し、25~35歳が3~4割を占めている」(同記事より)ということを根拠に、 記事として、これらを持って『愛国世代』と世代を束ねるのはムリがある。

世代アンケートで、
「日本という国を愛していますか?」という問いに対して、
他の世代より多くの支持が集まったならまだしも、 そうではないはずだ。
 …ちょいと、意図的なモノを感じるのは、私の穿った見方であろうか?

我々の世代は、価値観多様世代でもあり、自分らしさ世代。
幸か不幸か、とらえどころのない世代、でもある。
 愛国という行為にさえも、世代として馴染まないのではないか。

********

長らく駄文を連ねたが、そろそろ、まとめてみる…
                                【つづく】   
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by Taragona | 2007-01-26 00:21 |  ⇒ ロストジェネレーション

『ロストジェネレーション』におもう【7】


就職氷河期の競争は激しかった。

例に出すほどのものでもないが、
ワタシ自身も、転職をしているし、就職活動の時などは
超難関倍率に苦労した記憶がある。

ワタシの場合、大学を卒業したら一刻の猶予もなく、
ただちに仕事をすべきという考えがあって、
入る(難関倍率)地獄を味わうことにした。

競争倍率、5倍、10倍はあたりまえ。
何度も面接をさせられて、
倍率100倍なんていう業種だってザラにあった。

***************

政治家を侮蔑する意味合いは毛頭ないが、
連載第2回で地方議員をめざす人物を取り上げ、
『世直し世代』と紹介していた。

その中で、
「人気企業は倍率数百倍だが、市議になれる確率は5分の4」、 という文言が
掲載されていたが、倍率だけで考えればたしかに、地方議員をめざすというのも想定しやすい生き方といえよう。

さらに、就職してからも前述のとおり、
既に終身雇用は崩壊しているのである。
高倍率を勝ち抜けて入社しても、そこに安息も、安定もない。
成果主義にさらされ、年功序列は崩壊し、終身雇用がない。

これで、会社を頼れ、忠誠心を持て、という感覚を
持ちうることができるだろうか?
 これが結果的に、離職率や転職者の増大につながっているとおもう。

これまで、
「あきらめ」とか「忍耐力のなさ」という世代的性質を挙げてきたが、
単純にそれによるものだけでなく、
企業や社会から、“冷たくされた”感も否めない、と
ワタシは強く感じる。

そして同時に、汚職や隠蔽など、
企業や社会の膿が一気に噴出した失われた10年。
これまでの企業や社会のあり方に、矛盾と失望感を味わってもいる。

連載第9回『脱レール世代』では、
農水省の官僚を辞めてフリーの翻訳家になった人物や、
国交省を辞めてベンチャーに飛び込んだ人物を取り上げている。

いままで『安定』とされていたものが崩壊したからこそ、
新たな“自分らしい”挑戦へと向かう。
レール、そのものが取り外されてしまった、ともいえるのではないか。


これまで、この朝日の記事に対して、いささか、もっともだ、という
論調で、記事を展開してきたが、反論もある。
                                    【つづく】
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by Taragona | 2007-01-24 23:25 |  ⇒ ロストジェネレーション

『ロストジェネレーション』におもう【6】


幼少期の幸福感と就職時の絶望感。そこには大きな落差がある。

そこで、過大な競争を避けて、
悪く言えば「あきらめ」、良く言えば「見切りをつけ」て、
“自分らしい”生き方へと辿りつく。

これは、結果的に離職率の増大や転職することへの垣根を
取り払うことにつながった、とワタシは考える。

その点を朝日では、
『自分探し世代』(第4回連載)で暗にえぐっている。

離職率や転職者の増大にこそ触れていないが、
自分の居場所を探して、海外へ終わりなき旅をする姿を紹介している。

海外で働こうとする若者(18~30歳)へのワーキングビザの
発給が急増という事実。なんと、そのうち26歳以上の女性への発給が
3分の1に及ぶというのである。驚きだ。

***************

そして、
ワタシは、「あきらめ」という言葉を用いて記事にしてきたが、
その「あきらめ」は究極の結末も招いている。自殺、だ。

第5回『消耗世代』という記事では、
無職でも働いても…何も残らないという現状を、
財政破綻している北海道・夕張市の若者に触れて、紹介している。

どんなに頑張って優秀な人間であっても、
日銭が消え、生活に困窮し、冷静な判断が効かなくなるという状態。
 まじめさゆえに、死という選択肢しか見えなくなってゆく。

同様に、第10回では、『まじめ世代』と見出しがたち、
成果主義によるうつ病の人間が多いことに触れている。

厚生労働省によると、仕事のストレスによるうつ病などで
労災認定を受けている人の6割は、20~30代だという。

****************

バブル崩壊以後、企業側も経営が厳しい状況にあったし、
経費の削減、利益をうむ体質へと改善してゆくなかで、
新規雇用を控え、成果主義を導入していった。

まじめな人間が消耗していったのは、年代を問わないことでもある。
自殺者が増大したことも、ニュースで報じられてきた。
そして、そこに新しく飛び込んでいった世代なのだから、
なおさら受けた傷も深かったはずだ。

我々の超就職氷河期。
圧倒的な買い手市場に加えて、年功序列・終身雇用が崩壊し、
入る(入社する)も地獄、入っても地獄、入らなくてはもっと地獄、
という、まさに背水の陣の状況が生んだ、
当然の結果のようにおもう。

                                       【つづく】
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by Taragona | 2007-01-23 22:33 |  ⇒ ロストジェネレーション

『ロストジェネレーション』におもう【5】


ヒデの例を挙げるまでもなく、『自分らしく』は大きなキーワードだ。

就職氷河期の競争の激しさに消耗し、
ナンバーワンではなくオンリーワンを目指そうという、
半ば追い詰められるにしてたどり着いた
安息の地:『じぶんらしく』、でもある。

SMAPのヒット曲のように、
『ナンバーワンでなく、オンリーワン』でいいんだ、という、
居心地の良い場所をみつけだした世代ともいえよう。

リリース当時は2003年。
世相としても、長引く不況による閉塞感、競争社会に対する
疲労感や無力感といったこともあり、幅広い層にウけたが、
それを牽引したのもまた、案外、ロストジェネレーション世代、
なのかもしれない。

***********

だが、「自分らしく」とは、
考えようによっては、甘えが見え隠れする。

…そして、そもそも、
 甘えることが得意なジェネレーションであるともおもう。

それは、少年期を1980年代に送っていた、ということにある。
世はバブル、親たちの世代は上向きになる経済の中で、
物質的にも精神的にも豊かで、我々に多くを与えてくれた。 
 我々の少年期、要するに非常に恵まれていたのである。

これは、
現在の子供たちの恵まれ方とは異なっているとおもう。
「ゆとり教育」などと呼ばれるお仕着せの教育ではなく、
子供の数が減って子供ひとりあたりに与えられる豊かさが
大きいということではなく、

80年代というのはいささか景気の良さを背景に、
1億総享受型の豊かさだったとおもう。
(それが『バブル』ですね)

そして、続く90年代は『失われた10年』。

その荒波の時代に、船出をさせられたわけだから、
急激な落差に戸惑ったのは間違いない。

                              【つづく】
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by Taragona | 2007-01-21 18:41 |  ⇒ ロストジェネレーション

『ロストジェネレーション』におもう【4】


好きなことに没頭… まさに昨今のベンチャー企業の成り立ちであろう。

現在、その急先鋒である、
『ナナロク世代(1976年生まれ前後の世代=30歳)』、
そして、ヒルズ族という単語を生んだ、
ホリエモンらのベンチャー第2世代(30歳半ば。堀江氏は34歳)。

彼らが寝る間を惜しんで『好きなこと』に没頭し、
日本経済にインパクトを与えたのは記憶に新しい。
 彼らも、ロストジェネレーション世代である。

この朝日の特集でも、第6回の『起業世代』というタイトルで、
ホリエモンが代表取締役を務めた「オン・ザ・エッジ」の
起業者・有馬さん(31歳)という女性を取り上げている。

今でいう“オタク”の走り、
好きこそ物の上手なれ、で
ITビジネスの(今も)一翼を担っている人物だ。

*****************

前述の、“オタク”という単語…
この単語は、自分は自分らしく、という生き方に直結する。

私見だが、我々は、『自分らしく』、という言葉を
よく口にする世代だと、常々思う。

そして、親たちの世代も、
「自分らしくなさい」と、我々を育ててきている。

この点は、悪い点も挙げながら後述するが、
連載第4回で『自分探し世代』という記事で指摘されている。

また、6日の特集面で展開された『SPA!』『AERA』などの
人気3誌編集長が「ロストジェネレーション世代」を語っている場でも、

「自分探しの無間地獄に落ちちゃっているところがある。
 中田英寿氏ですら自分探しですから」
とウマイことを言っている。
                                     【つづく】
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by Taragona | 2007-01-21 18:33 |  ⇒ ロストジェネレーション

『ロストジェネレーション』におもう【3】


敬愛する恩師からの、謎めいた言葉。

”君のような人間を『ロストジェネレーション』と呼ぶ…
そして、”然るべき行動を… 
あまり良いニュアンスの言葉ではなさそうだ、ということはわかった。

元々勉強は嫌いであったが、
この恩師との問答(≒研究室)は好きだったし、言うなれば、
信用できる”大人”として、その言葉を重く刻んだものだ。

…そこで、そのコトバを分析することにしたのである。
 そしてそれは、やはり、スルドイ指摘に満ちたワードであった…

*************

ロストジェネレーション(25歳~35歳世代)の重要なファクターのひとつ。
それは、超・就職氷河期、を経験していることだ。


朝日新聞・1月1日の第1回の小見出し「踏み台世代」「転身世代」、
同3日に掲載の、第3回の「仮面世代」という単語のとおり、
職を転々としたり、やむなく職についたりといった状況で
30歳前後を迎えている。

職は、自ら望んで転々としたり(≒ステップアップ、
例として、元・ライブドア広報の乙部さんを挙げている)、

派遣としてやむを得ず転々とさせられたり
(8年で30回以上も、工場作業員として異動させられた派遣男性の例)、

犯罪スレスレのやりたくもない仕事を、ココロに仮面をして、
やむなくやっていたり(徹底成果主義の会社にいる男性社員の例。
高価浄水器を高齢者に販売)と、さまざまだ。

*************

同世代として共感できる。


…そこにはどこか『あきらめ』、があるのだ、とボクは思っている。


それは『忍耐力がない』ということにも直結している。
その忍耐力のなさ、というのが良く作用すると、
好きなモノに没頭する、というプラスな一面が見えてくる。

イヤなことはしたくないからせずに、
好きなことには、異様に執着できるのである。
…その好事例が、昨今のベンチャー世代だ。

                                  【つづく】
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by Taragona | 2007-01-20 12:57 |  ⇒ ロストジェネレーション

『ロストジェネレーション』におもう【2】


ボクは大学時代、『社会学』を専攻する学生だった。

社会学というと、なんだかいまいち判然としない単語だが、
ワタシ個人のコトバでいうと、
『多岐にわたる人の営み(経済、政治、家庭生活、人の行うこと全て)を客観的に分析し、より一層、その個人と集団、社会に、その研究成果をプラス還元する学問である…』  
と、いえるとおもう。

※ちなみに、ウィキペディアではこう↓(飛ばしてもイイです・笑)

『社会学(しゃかいがく)とは…
社会現象の実態や、現象の起こるメカニズムを解明するための学問である。

社会的な文脈における、人間、及びその集団や、人と人との関係、さらには、より大規模な社会の構造を研究する学問ということができる。あるいは、思想史的に言えば、「同時代(史)を把握する認識・コンセプト」を作り出そうとする学問である。この学問の研究者については、社会学者といわれる。

社会学という用語は、 オーギュスト・コント(Auguste Comte, 1798年 - 1857年)によって作られたといわれている。コントの意図した社会学とは、歴史、心理学及び経済学を含む、人類の活動に関する学際的な研究分野であった。』

**********

ワタシはあきらかにアカデミック(学際的)な素養はなく、
実践主義的、現場主義的な研究生活を送っていた。

わかりやすくいうと、
学問とはなんぞや、文献によればかく語られり、
という視点を持った正統派の学生ではなく、

自分のバイト先のニートは発想が偏っていたのは何故か、とか、
隣の席に座っている水商売のおねえさんは、
昼間はコンビニで働いているのは何故か、という、
よほど不真面目な視点から“社会学的アプローチ”を試みていた。

…そんなワタシを”解析不可能な人物”として
ある意味で?評価をしてくださっていた大学時代の恩師から、
このような年賀状があった。


 『君のような人間を『ロストジェネレーション』というのだということを、
  朝日(新聞)の1月1日号で知って、なるほどなと思った。
  そのように評価されていることを承知のうえで、
  然るべき行動を、とおもう。
   お元気で、というよりご多幸を!(一部略、若干修正)』


…敬愛する恩師からの、謎めいた言葉。
そして、ボクはおもむろに、過去の朝日新聞を掘り返してみたのである…

                       【つづく】→おお!まだ続いている!!
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by Taragona | 2007-01-19 00:43 |  ⇒ ロストジェネレーション