コート・ダジュール、ラプソディ【6】 ~モナコでセレブになれず~ |
モナコ・モンテカルロ駅は地下駅だ。 地上に出てみると、 陽気な地中海ブルーの空。 時はランチタイム。 市街を車で巡って、 ランチをとることにする。 めざすはカジノ前。F1のモナコグランプリ、WRCのモンテカルロ戦で有名。 車中から。 ここはおそらく、 F1モナコのトンネル入り口付近。 ポルティエコーナー ではないだろうか。。 ↑←↓の写真みんなそうだが、 市街の道はいつでも、 コーナーにカラーが 塗ってあるんですねー インをデッドに攻めちゃう?! モンテカルロ・グランドホテル前の旧ローズヘアピン。 シーズン中はめちゃくちゃ高額な宿泊料になるでしょう。 ちなみに↑の写真は ミラボーコーナーのハズ。 車で走りながらなので、 写真撮るのタイヘンです(笑) さて、腹が減った。 景色よりも食い気。 景色はTVでもガイドブックでも観れるので、食を満たすことにする。 ←カジノ前で車を降りました。メルセデスがたくさん。。 カジノ前の ホテル・エルミタージュの エントランス。 Taragonaの旅では極めて異質な?フレンチレストランに入ることにする。 ミシュランガイドにも載ったことがあるとか? …とゆーか、とにもかくにも、メシである。(笑) ドレスコードもなく、雰囲気の良いテラス。 ****** ……しかし、である! みなさま、ブッちゃけて書いてしまうと! 『フィッシュ・ナイフ』って知ってました?! ボクはね、知りませんでしたよ!! 「ナイフとフォークは外側から…」くらいの知識で、 本場のフレンチ、しかもせれぶりてーなモナコなど 行くモンじゃありませんね(笑) そもそもTシャツだし。。↓ 前菜、肉料理に魚介料理ときて、 バターナイフを出してきやがった! 『コンチクショー 変な1人旅行者のアジア人、しかもあほ顔の若面だと思ってバカにしてるな』と思って、 ウェイターに、 「WHAT is this?!(怒)」 などとカンチガイしようモンなら、 極めてクールに、「フィッシュナイフ」だってさ。 う~ん。。。あれあれ…… そんな教育は受けてないって!(爆&恥) とはいえ、乗りかかった船。 フランス語もわからないし、 フィッシュナイフすらわからないので、 開き直って、現地の地ワイン、 (仏語でヴァンドペイ)を頼む。 まずまず美味い。 渋みもそこそこ、魚介にも合う。 …う~ん、、だいぶ酔っ払てしまう。。 ウェイターが近くにいて、見ていないようでどことなーくみている雰囲気があるし、空腹にワインのボトルを1人で飲むのはハードなのであった。。 そして、酔っ払いつつ、テラス席から陽光の地中海を眺めてみると! おお~ ナイスミドル。 画になりますね。 **** 優しく男を見つめる女性。 男は、 「どうしたんだい?」と ほのかに笑む。 「ううん、なんだかなぁ、 と思って」 と、首を振る。 そして、男は 彼女の頬にそっと触れる。 それに応えて、 男の頬をつねるキャサリン。 「なんだかなぁ、って何?」 とジェームス。 キャサリンはサングラス越しにまじまじとジェームスを見つめて、 「あなたと一緒にいた、幸せ過ぎる月日を思って…」 と柔らかく微笑み、 彼のえりあしを、優しく撫でるのであった…… というような光景。 まあ、妄想は過ぎたとしても(笑)、 葉山や伊豆や南紀白浜でもなかなか見れない光景。 ロケーションはあっても、こんな風なカッコや雰囲気出せませんよね~ 負けず嫌いなワタクシ(爆) ひとりで、テラスに出て、 デザートを食べることに… 暑い!! そして、ひとりでテラスにいる 意味があまり感じられないのである。(笑) …美しい光景になっていないし、 そもそもデザートが溶け始めている! やっぱりワタクシTaragona、 せれぶりてーにはなれないのである。 でも、景色は 素晴らしい! お馴染みの ヨットハーバーが 眼下に見えた。 ホテルを出て、 千鳥足で散策。 ワインをボトルで 飲んだこともあって、 結構グロッキー。 散策の途中で、 写真→のベンチで 昼寝をすることにする。 いやはや。暑い。 しかし、1時間あまり寝たのだから、モナコの浮浪者の体といえるだろう…(笑) あ~!! F1モナコのトンネルの上なのであった! いいかげん酔いも覚めてきたので、 モナコを脱出して、フランスのニースへとむかう。 【つづく】 |
by Taragona
| 2007-08-26 23:56
| ⇒ 伊・仏・モナコ旅行
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