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クルマ、たび、酒、日々思うコトを、体温高めにつづります
by Taragona
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『BABEL』を観る


f0026094_1574373.jpgズバリ、名作だ。

実は既に2度観ているのだが、もう1度観たいと
思うくらい、惹きこまれる作品だとおもう。
ただ、人によって好き嫌いはハッキリ分れそう。

ワタシの連れは、「暗くて、リアルで気分が悪い」
と酷評したが、それもわからなくもない。

仕事の付合いで、早い時期に試写を見せられたときは、私もなんだかチンプンカンプン。ストーリーが重いし、もう終わり?って感じ。映像は美しいのだけど。



『BABEL』って、旧約聖書に出てくる『バベルの塔』の”BABEL”なんですね。

それに気付いてチラシをよ~く見てから、旧約聖書の創世記を熟読し、暗唱できるほどになってくると(ウソ)、もう素晴らしく人間性を深くえぐった、悲しくも温かい映画だということがわかる。

…そう、バベルの塔。
ひとつの言語を持ち過信をした創世記の人類が、天へと届く塔を建てようとし、
神の怒りに触れ、言語をバラバラに分断された… という話しだった(はずだ)

*****ストーリー*****

言葉が通じない。心も伝わらない。想いはどこにも届かない。
我々バベルの末裔は、永遠に分かり合うことができないのか?
モロッコの片隅で偶然放たれた一発の銃弾が
アメリカ、メキシコ、日本の孤独な魂をつなぎ合わせてゆく。

****************

なんのこっちゃ?である。
しかし、実際観てみると、このとおりなのだ。

3大陸4言語の別々の世界を、
それぞれの人間がそれぞれの思惑を抱えながら、
世界の異なる場所で、同じ時間を平行に生きていた。

そこに不幸にして、幸福な、共有が導きだされる。
それはほんの偶然。しかし、必然。
ヒトは、どこかで結びつき、心を合わせる。
そう思わせられるストーリーだ。


と同時に、ヒトの営み全てを照らし出したような深さがある。
ヒトの業の深さ、そして、背反または多様なヒトの行為のすべて。

多様な言語、異なる人種と文化、男と女、結婚と離婚、暴力と平和、法治と無法、国家と個人、セックスと自慰、生と死、老いに若さ、親と子… 酒やドラッグの闇さえも出てくる。

その、余りにバラバラな人々に救済はあるのか?
救済の手立ては? その答えを、リアルに丁寧に、
善悪を重ねつつ見出してゆく。

************

ワタシはいつも想うのだけれど、
今この時間、
朝を迎え祈る人もいれば、夜に怯え死を待つ人もいる。
しかし、その同時平行的に生きている、見知らぬ人々とは
接点さえなく、言葉も通じない。 …この歯痒さ!

映画で登場する、
ラテンのメキシコ、イスラム圏のモロッコ、そしてアジアにアメリカ。
魅力的な(または衝撃的な)風景。そして、その生活。
海外に興味を持つ人にはたまらないでしょう。


ワタシもたまらないので、この夏はモロッコに行くことにしています。


※そして↑のような視点こそ、『日本人』ならではの発想とも言えるはずです。
 世界の幾人が、国の外を見ることができるのでしょうか…
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by Taragona | 2007-05-06 02:49 | ★ひとりよがり
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