旅籠に泊る 【ドライビングレッスン番外編】 |
ドライビングレッスンの集合時間は、非常に早かった。 筑波サーキットまで遠いし、何よりも『晩には酒』が飲みたい。 自宅を早朝に出るとなると、朝3時起き… これじゃ酒などのめやしない。 …ということで、前泊と相成った。 つくば周辺の宿屋… うーん。。そもそも数が少ないし、 きっと古びていてヤニ臭いビジネスホテルとなるだろう。 水戸市内や土浦市内のちゃんとしたところだと、 それなりに値が張るし、ちょいと遠い。。前泊のウマミがない。 ということで、 以前から目をつけていた 『旅籠』に泊ることにする。 旅籠、というと、 江戸時代の宿場の名残。 中山道の妻籠や奈良井と いったところが有名だろうが、 サーキットの程近くにも 旅籠がある。 真壁(現:桜川市)という町である。 文化庁の登録文化財が70件超と 数も多く、”関東の小京都”と呼ば れている(らしい) 左は元郵便局のあと。 仕事を終えて、20時過ぎに着いた ので真っ暗である。昔ながらの 街並みが続いている。 伊勢屋という旅籠。 築120年の建物だから、 明治中期に建てられた ということだろうか。 玄関をくぐると帳場がある。 昔は「勢州楼」という 町一番の料亭だったとのことだ。 部屋は綺麗だった。 ちょいと残念。 もっと古びた雰囲気かと思っていたのだ。 逆に言えば、快適ということである。(笑) 100円コイン&リモコンなしの テレビが懐かしい。 ちなみに風呂は、 宿主の家のお風呂に入る。 しかし、料金は1泊2食で6500円あまり! 安い!! 味気ないビジネスホテル価格 で、ノンビリと旅情を楽しめる。イイ!! 残念ながら、夜遅く到着&早朝5時半出発なので、素泊まり。 ところが、優しい若女将が、おにぎりを用意しておいてくれたのだから 嬉しいかぎりだ。 ホテルでもない、温泉旅館でもない、昔ながらの旅籠宿。 なかなかイイものだ。 |
by Taragona
| 2006-11-26 19:14
| ★たび 【国内あちこち】
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