ビールばっか景色ばっか |
新潟に出かけてきた。 今回は半ば強制力が働いてのおでかけだ。 ウチの連れの誕生日祝い、である。 「釣った魚にはエサをやらないよね」とボソリと言う失礼な連れあいではあったが、失礼という以前にまったくもって事実としか言いようがないので、 観光&買い物旅行と相成った。 地方に住むワタクシからすると、 都心か横浜あたりか… という選択肢がいのいちばんに考慮されるのではあるが、泊まるホテル、そして買わされるプレゼントを考えると… う~んう~~ん。。。近づかないに越したことはない都心。 「おいおい、新潟っていうのもいい街だぞ。キレイだし、米が美味い! 本州の日本海沿いでいちば~ん大きい都市だしなー」 …というわけで、新潟である。 折りしも、非常に発達した低気圧が太平洋岸に抜けて、 まさに西高東低の擬似「冬型」の気圧配置。 案の定、海風が強く、強い雨が降っていた。 冬の間の日本海側を思い起こさせる景色だ。(上写真) 新潟は1年半ぶり。 信濃川を挟んで、 新潟駅付近の万代シティ、 繁華街の古町と、 市街地が広がっている。 万代シティにある ショッピングセンターは ショップが立ち並び、 非常に疲れる。 毎度のコトながら ビールで小休止。 余計に歩く気が失せてしまう(笑) 新潟といえば、魚介、魚介に米どころとなれば寿司!なのだが、 ワタシは偏屈であることに加えて、大きな漁港のある街で育った人間でもある。不案内な街の鮨やに入って、損したキモチは味わいたくない… ということで… 新潟といえば、ロシア? 新潟空港から極東に空路もあるし、ロシアの玄関口といえるだろう。 折りしも、日露友好150周年らしいので、ロシア料理に挑戦することに… 地元のマスコミに知り合いがいるので聞いてみると、駅の南口に1軒あるという。 さらにホテルのコンシェルジュに聞くと住所を調べてくれたのがやはり同じ店。 紹介された店が2人に聞いて1軒だけとは 『新潟=ロシア料理』の図式は正しくなさそうである… 入ってみると、かなりお洒落な店。 サンクトペテルブルク産の ロシアNo.1のビールと称される 『バルチカNo.3』にトライ。 う~ん。。結構ザツな風味。 ロシア料理は詳しくないが、 お馴染みのピロシキ、ボルシチに キャビアと挑戦してみる。 非常に美味しい。 5年ほど前から、 冬のロシアに出掛けてボルシチを食べる、という旅行を夢を見ていたが、 念願かなった気分だ。 昼、そして夕方、夜とビールを飲みっぱなしであったが、 せっかくなのでウォッカも飲んでみる。 これまたウマイ! ノーマルのストレートウォッカを頼んだ後、 白樺の樹液から造った?プレミアムウォッカのストレートをさらに飲んでみる。 白ワインのような甘さと強いアルコールで、非常にまろやか。 アルコール度数40%。 さすがにチェイサーをちびちびやりながら飲んだが、 ロシア人はラズベリージュースをチェイサーにするとかしないとか。 翌朝、ようやく晴れた。 遠くに日本海が見え、 眼下の信濃川は増水していた。 気温も上がったので、 帰りの数時間あまり、 秋空の下で、 オープンドライブを 楽しみながら帰宅した。 【おわり】 |
by Taragona
| 2006-10-10 01:09
| ⇒ 北海道・東北・北陸
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