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クルマ、たび、酒、日々思うコトを、体温高めにつづります
by Taragona
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ヴァトナ氷河をめざして/アイスランド旅行記【5】


さらに東へとむかう。

f0026094_23585578.jpg
f0026094_23584783.jpg














スコゥガフォス 落差62メートルの巨大な滝。
f0026094_032752.jpg
昼はとうに過ぎた。
当初の目的地に到達できそうもないので、先を急がないことにする。

今日のゴールは欧州最大の氷河、ヴァトナヨークトル。

今夜は氷河に抱かれて眠るのだ。

……
とにもかくにも腹が減った。
近くの村落をまで
とりあえず走ることにした。

走ること15分余り。
…あまりに美しい町と出逢う。
f0026094_0162284.jpg
その町の名は、ヴィーク、という。

丘陵をひとつ越えた先にあるその町は、丘の頂上から見下ろすと
町の一番高いところに小さな教会が建っているのが見え、
数十戸の村落を見守っているのだ。

美しい海岸線が遠くまで伸び、
その先には60メートルを超す石柱群:レイニスドランガルが
海に聳え立っている。

教会まで登ってみると小さな町が一望できる。 (↑写真)
さらに、教会の上へと伸びる道を登ってみると、村一番の高台に墓地がある。

f0026094_0322679.jpgこの小さな村で最期を終えた人が、何百年経っても村を見守っている、というわけだ。

なんだか、
その人の営みの歴史に
感慨を覚える。

←ヴィークの町から
 教会を見上げる。



※ちなみに、墓地から、越えてきた丘の方角を撮ったのが、前記事:「ヴィッツを愛して」の3枚目写真。巨大な断崖に抱かれた町でもあるのです。


…今回の旅で、一番いいなあと感じたのが、このヴィークという町だ。
 人口わずか500人。観光ガイドにも全く載っていない、しずかな町である…

f0026094_036386.jpg
この町をひととおり散策し、
昼食をとる。

アイスランドはラム肉も有名。
とりあえず食してみる。

ウマ~イ!!

…ウマイのだが、
これで4000円弱って、どーなのよ!
非常に物価が高い! マジで驚く…

f0026094_046345.jpg後ろ髪引かれながら、
ヴィークの町をあとにする。

本当だったら泊まってしまいたい。
明らかに何もない町だが、
それがまたイイじゃないか…

しかし、
ジャパニーズビジネスマンに
長期の休暇は許されていない。
とてもじゃないが、
この国での旅行は、1週間じゃ勿体ない…

←しばらく行くと、
 荒涼とした風景の1本道になった。



ヴィークを離れると、数十キロ以上村落が見あたらなくなる。
上の写真のような、美しくも寂しげな景色が延々とつづく。

地表に生える植物もところどころ(10キロとか20キロ単位)で変化し、
苔大地になったり、丈の短い草大地になったり、溶岩状?の岩石大地になったりする。単調に感じられそうだが、ダイナミックに地形が変化し、空には雲が流れ、当然ながら同じ景色はないわけで、飽きることは全くなかった。
f0026094_15323072.jpg
眼前に一際大きな断崖が現れる。
近くで見ると優に100m以上はありそうで、神々しい。
この断崖を越えると、景色が一変する。
f0026094_102058.jpg
スキェイザルアゥルサンドゥル砂原(読めん!)
砂原だけあって、川が無数に走っていて、
数十キロに渡って草の全く生えていない湿地(土石と川だけ)になっている。

それもそのはず。ちょうど10年前に氷河地帯の北側にある火山の爆発があり、氷塊を含んだ泥流が流れ出したエリア。鉄骨の橋さえも流されて、この国道1号線はなんと10キロ!も水没してしまったとのことである。
 …なんじゃそりゃ!?
f0026094_15565592.jpg
いよいよ欧州最大の氷河地帯に近づいてきた。
道のすぐ脇が小さな氷河湖になっていて、
その奥に氷河をのぞむことができる。
アイスランド、というネーミングにぴったりな景観だ。

*********
さて。このへんで宿を探したいところだ。
スカフタフェットルというヴァトナ氷河の麓にあるキャンプ場に
泊まろうかと思ったが、ワタシが持っているのは寝袋のみ。

車中泊覚悟の旅だが、う~ん… それも味気ないし、
食事はどーするのだ! 見渡す限り周辺には飲食店もない。
…ということで、さらに東にむかう(笑)

移動すれば移動したで、興味を惹かれるものが次々に現れてしまう…
f0026094_1664663.jpg
なんと、あれだけ遠くに見えた氷河が、
すぐそば(1キロ先位)に見える場所を発見!
急遽、宿探しを後回しにして、トレッキングを開始。(早く宿を探せよ…)

国道を外れて砂利道を少し走り、その先からは徒歩。
…しかし、歩き始めてまもなく、軽い絶望感に襲われる…

思いのほか、遠い……
遠近感が狂うかの地ゆえ仕方がないのだが、
歩けども歩けどもなかなかたどり着かない! 
時は午後6時を過ぎ、にわかに暗くなってきた。
しかも、周囲には当然ながら人の気配は全くない…

ほうほうの体でたどり着くと、↑の写真。
30メートル側まで近づいている。
目測で、高さ15メートルぐらいはありそうな氷河の足だった。
 おおー、デカーーイ!! 

どうせなら、氷河の上に登ってやれ! と
近づいた瞬間に、さらに悲劇がおそう!
f0026094_16145267.jpg
氷河の先端部分は
氷が溶け出した泥になっており、
足がズブズブに沈むのである!

ヒヤッと、しましたね(笑、えない…) 軽装に加えて一人だし。

底なし泥だったら、文字どおり、
数万年のロマンに思う存分浸って(埋もれて?)しまうところだったのである!


僕の人生において、ひとつ経験値が増えた…
 『氷河には、みだりに登ろうとしない』

********
そして、小さな氷河池で靴を洗い、車までゼィゼィ言いながら戻る。

f0026094_16314011.jpgここから30キロほど走った先に
今夜の宿をみつける。

小さな集落にあった、
『大草原の小さな家』。

貸しロッジのような、
ゲストハウス(安宿)であった。

【つづく】
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by Taragona | 2006-10-08 00:52 |  ⇒ アイスランド旅行
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