ブラジルにいく【6】アマゾン上流へ |
アマゾン最大の都市・マナウス。人口150万超の大都市だ。 夜着だったので 市内のホテルにて1泊。 いよいよ アマゾンのジャングルに 向かう。 マナウスはアマゾン川河口 から1000キロ以上も内陸に あるが海抜40mに過ぎない。 とても緩やかな川だ。船着場から小さな船に乗る。 アンデス山脈が水源で、支流が無数にある。 2河川合流点。 上流に向かって撮影。 黒い方がネグロ川。 ネグロは黒という意味だ。 黄土色がソリモインス川。 こちらの方が流速が速い。 6キロもの間、2河川が混じり合わずに流れている。 流速も違えば比重も違うためだ。見た目とは異なり、ネグロ川の方が温かく水温28度。対して、ソリモインス川は22度だからだいぶ水温差がある。 川面に手をやると はっきりと温度差を 体感できる。 ここから ネグロ川の上流へと 向かう。 広大な川幅。 対岸が見えないところも ある。 水上交通が盛んなので 川上ガソリンスタンドが たくさんあった。 午前10時の水上クルーズは極めてココチヨイ。 小さな船にエンジンを付けて、屋根を装備したようなボートだ。 だから10人くらいしか乗れないし、手を伸ばせば川面に手を付けられるし、多少水も撥ねてくる。 2河川合流点を眺めて30分ほど。 徐々に暑くなってきたうえに小さな船だったのでガイドに尋ねた。 「どのくらいまで行くんですかね?」 「ちょっと行くだけですよ」 ふ~ん。。ちょっとだけ、かあ。 マナウスの大都市を右手に遠く眺めながら、ぐんぐん行く。 昨夜泊まったホテルの脇(とはいっても川幅が広いためはるか遠い川岸)も抜ける。都市部から離れたホテルだったので、距離にして30キロはボートに乗っている。 どこまでもフラットな川面。 風もなく流速も緩やか。 湖面のような静けさだ。 これでもボートは 時速40キロ以上出ている。 まさにフラットライド。 エンジン音、そして 水を蹴立てゆく音。 それしか聞こえない。 美しい。素晴らしい景色だ。 しかし、ボートに乗り始めてすでに2時間。 左側の席に陣取り、船外に腕を出していたのでヒリヒリしてきたぜ。 なんぼなんでも、こんな小さい船でいけるところは限られている。 「ちょっとだけ行く」って言ってたよなー。 それって30分くらい? そのあとクルマに乗り換えて…という イメージだったのだ。 ところが、船はガンガン進んでゆく。 ・ガイドが釣り糸を垂れ始めた(走りながら) ・船が砂州(水深30センチ位)で立ち往生した。 ・途中でエンスト、燃料補給を始めた… …おいおい、どこまでゆくんだ~!! 【つづく】 |
by Taragona
| 2006-08-21 00:23
| ⇒ ブラジル旅行
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